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茅葺き屋根とは
茅(ススキやヨシなどの草)を屋根に葺いて作られる茅葺屋根は、里山の暮らしを伝える伝統建築であるとともに、自然素材でできた環境負荷の小さい建築です。伝統的な茅葺民家は、木、土、草など自然の素材でできており、建築時にかかるエネルギーが小さく、解体後も自然に返ります。また、夏は風通しがよく涼しく過ごせる一方で、冬の寒さを防ぐ工夫が必要です。
茅葺屋根の材料
かつて、茅葺屋根の屋根に使うススキなどの草は地域内に作られた茅場と呼ばれる草原で収穫されていました。みんなで刈り集めたススキは、民家の屋根裏などで保管され、茅葺屋根の葺き替えに使われてきました。
屋根葺き作業
茅葺屋根は20~30年に一度葺き替えを行います。かつては茅葺職人を中心に、地域の人々が集まり「結(ゆい)」で作業を行っていました。これからは、都市や地域外の人々の力も借りながらより大きな「結い」で屋根を守っていきたいと思います。
これからの茅葺き
茅葺屋根は、環境適合性・デザイン性においてヨーロッパを中心に見直され始めています。その中でも日本の茅葺は、建物だけでなく「結い」のつながりが残っていることが特徴的です。この「結い」の作業を地域の財産として守り、地域振興の為に活用することができます。なお、日本の「茅葺」「茅採取」技術は「伝統建築工匠の技」の 一部としてユネスコ無形文化遺産に登録されています。


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